吟ずる者たち
ヴァンブック配給作品
トリプルアップ配給協力作品
2021年11月5日(金)より、広島県先行ロードショー!!!
「百試千改」の魂は死なず。
モノづくりに関わる全ての人に贈る ― あなたが本当にやりかったことは、何ですか。
広島発、時を経て醸された発酵ムービーの誕生!!
日本が長い歴史の中で培ってきた匠の技は、その命の灯とともに日々消えていく。
日本酒造りが盛んな町、広島。日本で初めて吟醸酒をつくった「吟醸酒の父」三浦仙三郎こそ広島が誇る匠。仙三郎が遺した「百試千改」の魂は、戦前前後を生き抜いてきた日本の人たちの姿と重なる。今、モノづくりの魂を日本から世界へ―。
令和の主人公・永峰明日香を演じるのは、映画「先生!、、、好きになってもいいですか?」(2017年)や「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)で注目され、現在TBSドラマの人気枠、日曜劇場「日本沈没─希望のひと─」に出演中の比嘉愛未。明治の主人公・三浦仙三郎をフジテレビ系人気ドラマ「浅見光彦シリーズ」で主人公・浅見光彦役を2003年から16年間務め上げ、その後も数多くの人気ドラマや映画などで活躍する中村俊介が演じる。メガホンをとったのは広島県竹原市出身、「飛べ!ダコタ」の油谷誠至。脚本は、同じく竹原市出身の「キセキの葉書」の仁瀬由深、脚本家 安井国穂がタッグを組み、今村昌平監督の下で映画創りを手掛けてきたスタッフをはじめ、モノづくりに熱い想いをかけるチームが集結!
アツき情熱と人の心意気で幾度の困難を超えたオール広島の映画が今ここに醸された!
ストーリー
明治から令和へ、「百試千改」の言葉が、消えかかったモノづくりの魂に明かりを灯す!
永峰明日香は東京で夢破れ、故郷広島へ。実家は三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵。養女である明日香は、幼き頃から酒造りに興味を持っていたものの、実家を継ぐことは、そぐわないと避けて生きてきた。目標を見失っていた明日香は父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にする―。
「何度も試して直す。なんぼいけんかってもそこを見つけて、直す。わしゃあ負けんど」
明治初期、新米酒造家の三浦仙三郎は、醸造中に中の酒が腐る「腐造」に何度も見舞われる。資金不足、両親、愛する養女の死。逆境の中、腐造を起こさない、安定した日本酒醸造技術の確立に研鑽を重ね、ついに軟水による低温醸造法を導き出す。
明日香は仙三郎の百回試して、千回改める「百試千改」の想いに強く惹かれる。そんな折、父・亮治が突然倒れ、サラリーマンの兄・創太は、たとえ仕込み中であろうとも蔵をやめるべきだと主張する。三浦仙三郎の想い、父が手帳に残した新酒への想い、明日香は、わだかまりを超え、「百試千改」のモノづくりに入る決心を固めるが―。
匠の心意気と技、支える家族、仲間たち。
広島の地で、吟ずる者たちのタスキは繋がれた!
明治から令和へ。時を経て、想いと一緒に醸される新酒「追花心」は完成できるのか?
CAST
比嘉愛未
戸田菜穂、渋谷天外、ひろみどり、大森ヒロシ、山口良一、今井れん、中尾暢樹
中村久美、奥村知史、川上麻衣子/丘みつ子/大和田 獏
中村俊介
STAFF
監督:油谷誠至
脚本:仁瀬由深、安井国穂
プロデューサー:竹本克則、古川康雄
企画:「吟ずる者たち」製作事務局
協賛:オキナワンパワー、フォレスト・ワン、仙石庭園、藤井酒造、賀茂鶴、白牡丹、賀茂泉、誰が為に
葵エンジニアリング、葵設計工業社、西条酒造協会、広島銀行、セレモニー・サービス、テクノデザイン、林医院
林酒造、ジージェーキャメルコーポレーション、サタケ、あじかん、マツダ、フマキラー、田中茂、梅田修治
後援:広島県、広島市、東広島市、呉市、竹原市、安芸髙田市、広島経済同友会、広島商工会議所、東広島商工会議所
呉商工会議所、竹原商工会議所、安芸津町商工会、竹原市教育委員会、広島県観光連盟、東広島市観光協会
広島県酒造組合、西条酒造協会、広島県社交飲食生活衛生同業組合
主題歌:みやぎけいご「陽と月のラリー」
製作・配給:ヴァンブック
配給協力:トリプルアップ
上映時間:115分
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